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日経225先物 [株取引]

10/24、日経平均は遂に7000円台突入。

市場では、ソニーの業績下方修正が理由にされているが、
それは本質を見誤っていると思う。
ソニーの与える日本経済への影響はもちろんないとは
言わないが、前日にはトヨタの北米での営業赤字も伝えられている。
これと、円高が本質のはず。
なぜなら、日本の製造業ナンバー1である、トヨタがこけると、
鉄を始めとする金属業、ゴム、電装、その他下請け、孫請け等
影響する人たちは何十万、いや何百万人も超えるかもしれないが、
要は、既に日本の実体経済に大きな影響を与えているのである。

ドル円相場は昨日ダブルトップを形成しそうだった96円を超えたことで、
次の目標が80円になってしまった。
日本企業が決済に100円台を今だに設定しているとすれば、
これは、リスクをぜんぜん考えていないことになる。

アメリカ住宅バブル崩壊とはどういうことなのか、その次に
何が引き起こされるのか、日本はバブル崩壊で経験したはずだが、
その経験が、企業内でぜんぜん生かされていないことになる。

サブプライム問題が騒がれ始めたのは昨年の初夏である。
事業計画を立てる上で、マネージャー層は気づいていたかも
しれないが、その上の上級マネージャー層、経営者は
なんら手を打っていない証拠である。

リスクとしてきちんと把握されていたのなら、それは東京証券取引所を
通じて、または、株主総会を通じて、
きちんと投資家に公開されていたはずなのだから。
また、それがきちんと銀行に報告されていないようなので、
東京三菱を始めとして、足元を見ずに、
海外の金融機関救済などという
早すぎる行動もさせてしまったのかとも思う。

だめだめの連鎖としか思えない。

ただ、救いは、これまた経験のあることで、研究費等の
圧縮、事業の選択集中は、他の国より早く動けているはず
だと思いたい。
(今年の9月ごろから騒いでいる企業はだめだめであるが)

政治を見るとどうか?
これまた麻生君は、実体を把握していないコメントの連続である。
日本経済に影響を大きく与えているのですよ、麻生君。
普通の日本人がどういう家計状況が、ホテルで飲み食いしてる
麻生君は、ぜんぜんわかっていません。
その上、金融サミットの日本開催は及び腰。
そして、民主党はなにを考えているかと言えば、今だに選挙、選挙。
今は選挙等するべきでないはず。

昨日のアメリカのシカゴ先物は、前面ストップ安だったが、
NYは少し持ち直した。
あとは月曜日にバブル最安値7600を割ってしまうかどうか?
割ってしまうと、6000円台が見えてきてしまいます。

依然として、株はやってはいけない。

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